伴走ビブスをいただきました

伴走ビブス(ブラインドマラソンガイド用ベスト) 伴走
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つい先日、偶然の出会いから、ブラインドマラソンの練習グループに入ることになりました。マラソンのこともよくわかっていないのに、視覚障害者の方と一緒に走れるのか?不安は大きいですが、この活動で得られた知識を少しづつ発信していこうと思います。

練習会に参加したきっかけ

きっかけは、しまだ大井川マラソンでした。同じ飛行機に乗って、札幌からやってきたランナーさんが「伴走フレンドリー」という団体に入っていて、視覚障害者と伴走者の練習グループがあることを知ったのです。

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伴走の練習といっても、みんながみんな大会出場を目指しているわけでなく、ウォーキングを楽しまれている方もいらっしゃるとのこと。

伴走ができなくても、大会当日同性のランナーさんをお手洗いや着替えする場所にご案内するなど、私みたいな鈍足でもお役に立てそうなことがあるかもしれないと思い、入会しました。

初回はブラインドランナーさんがフェンスに激突

まずは、キロ7分くらいで走るという若い男性の方の伴走を体験させてもらいました。

練習会は真駒内公園の周回コースで行われます。1周目はベテランの伴走者がお手本を見せてくださり、その後ろをついて走ります。

2周目は見様見真似で、私が伴走。これが、けっこう緊張。

真駒内公園を走ったことがほとんどなかったので、ブラインド(視覚障害者)の方に引っ張ってもらう形で練習をスタート。

伴走者は伴走ロープで結ばれた視覚障害者よりキロ1分ほど速く走れる実力が必要で、キロ8分まで速度を落とさないと話ができない私だと、なかなか難しいです。

道のところどころに段差があること、近くに犬がいることなどをお伝えしながら、公園の中を走りました。

走りながら、周囲に気を配るのは結構大変で、水たまりを避けたつもりが、フェンスに接触してしまいました。怪我もなく、相手がおおらかな方だったので、許してもらえましたが、責任を伴うことですし、緊張しました。

視覚障害者も人それぞれ

2回目の練習では、別な方とペアになり、いろんなことを教えてもらいました。

一括りにブラインドランナーと言っても、障害の度合いや原因となる病気が異なること。例えば、生まれた時から全盲で何も見えないという方もいらっしゃれば、進行性のご病気で視野が欠けている方、伴走者なしで走れる弱視の方など、さまざまです。

具体的なカテゴリー分けなどは、日本ブラインドマラソン協会の公式サイトも参考になります。

日本ブラインドマラソン協会(JBMA) | 視覚障がいについて知ろう日本ブラインドマラソン協会(JBMA)
日本ブラインドマラソン協会(JBMA)の公式WEBサイトです。ブラインドマラソンの大会情報や伴走練習会情報、世界で活躍するJBMA強化指定選手の情報を掲載しています。JBMAは、ブラインドマラソンの普及、伴走者の養成及び選手強化等の諸活動を展開し、ノーマライゼーションの実践に取り組んでおります。

また、伴走者に対して、何をして欲しいかも人それぞれだということです。

これは、視力だけでなく、その方の性格や価値観を理解する必要があるということです。

その日は「これから坂を登るというようなネガティブな情報はいらないけど、下る際は知らせてほしい」とのことでした。

なるほど、私達IBD民1も制限食以外一切食べられないという人もいれば、私のように鼻から栄養剤を摂取しながらラーメン屋に行く患者もいるので、何を配慮してほしいかは個々人で違います。それと同じようなことですね。

伴走ビブスの下にランニングベストはありか?!

伴走者はボランティアで視覚障害者が走る手伝いをするというイメージが強かったのですが、実際に体験してみると、二人三脚に近いです。

大会にエントリーして、ゼッケンNo.をもらうのは視覚障害者だけですが、2人ないし3人(フルマラソンの場合、途中交替あり)でゴールを目指す、ブラインドマラソンとはそういう競技なのです。

レースをいかに有利に進めるか、自分一人で走る時とはまた違う作戦を考えなければいけません。それもまた楽しいのですが、ここで最初にネックとなったのは給水です。

私は給水所で一気に水を飲むと、胃がちゃぽんちゃぽんして走れなくなるので、ランニングベストの前ポケットに入れたソフトフラスクから少しづつ水分摂取します。

ソフトフラスクとランニングベスト
ストロー付きソフトフラスク(350mL水筒)とランニングベスト

ふだんは、下の写真のようにランニングベストを背負って走ります。格好だけ見ると、トレイルやウルトラマラソンに出るのか?!というくらいの重装備ですが、買い物がてら近所まで走る時もこれです。

Tシャツの上にランニングベストを着用した私

ランニングベストの上に会からいただいた伴走ビブス2を着てみました。これはLサイズだからなのか、余裕があって、ぜんぜん大丈夫そうです。ソフトフラスクのロングストローも、口元に届きますので、走りながら給水できます。

ランニングベストの上に伴走ビブスを着た私

混雑する給水所は、単独で走っていても人と衝突する緊張感がありますし、ブラインドランナーさんの安全を確保して、コップを手渡すなど、きっと難しいだろうと想像しています。

なので、まず自分自身の給水をどうするかという課題をクリアにしておきたかったのです。

他の伴走者さんの写真を見ると、伴走ビブスの上にベストを身につけている例は見つかっても、中に背負っている人は見かけなかったので、そこのところが気になっていました。

私はけっこう細身なので、ランニングベストを使うと、それが全面となり、伴走ビブスが目立たなくなります。そうすると、単なる横並びで走っている迷惑なランナーに見えてしまうかもしれません。

ですが、実際に伴走ビブスとベストを重ねてみて、問題なかったので安心しました。

ベストの背中には大きな収納スペースがあるので、ペットボトルを2本くらい入れて走れそうです。

  1. IBD:Inflammatory Bowel Disease(炎症性腸疾患) ↩︎
  2. ビブス(bibs):ゼッケンやベストのことです。 ↩︎
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